■YAMAHA ELECTONE FESTIVAL 2024 特設サイト
【9/23 アンサンブル部門・デュオ部門 講評/結果】
<アドバイザー講評>
アドバイザーを務めていただいたお二人の先生にお話を伺い、講評としてまとめさせていただきました。長谷川好美先生・古川佳也先生ありがとうございました。
まず全体的に音のバランスに関して課題があるように感じました。特にブラス系の音などが割れてしまったり、前に出しすぎてしまっている部分もあるように思います。バランスに関しては足し算・引き算を考えながら、どうしても出やすい中域のパートなどに特に配慮して調整していくと良いでしょう。
コンクールはいつものレッスンとは別の環境で演奏することになります。「何に合わせていくか」、「どの音を聞くか」など、より他の人の音に興味をもつことが重要です。
また、中には非常にステージに慣れていると感じるグループもありました。ただ、演奏の際の動き・振りがパフォーマンスだけになっていないでしょうか。しっかりとしたソルフェージュのもとに、聞こえてきたものに対して自然に動くことが本来の自然な動きです。全く動きがないことも問題ですし、過多に動くこともパフォーマンスになってしまいます。グループの皆さんで曲をどう感じて演奏したいかを考えて、音楽が楽しい!と思えるアンサンブルになると良いですね。
これだけたくさんのグループが出てくださることは素晴らしいことです。これからも素敵な音楽を続けられる事を祈っています。
【6/9 ソロ部門 講評/結果】
<アドバイザー講評>
以下はアドバイザーを務めていただいたお二人の先生にお書き頂き、松栄楽器担当が講評としてまとめさせていただきました。加藤直美先生・松住美里先生ありがとうございました。
加藤直美先生
皆さんの想い溢れる熱い演奏を楽しく聴かせていただきました。
曲のイメージを明確に待ち、音の方向性を考え更に豊かな表現をしましょう。
フレーズは大きく捉え心地よい流れを大切に。又、伴奏は音楽を支える重要なパートです。安定した演奏を心がけましょう。
これからも多くの楽曲に触れ音楽の世界を広げ、益々エレクトーン演奏を楽しんでください。
松住美里先生
出演された皆さん、お疲れ様でした!出場者の皆さんは勿論のこと、支えてくださっている保護者の皆様、ご指導いただいている講師の皆様にも、大きな拍手を送りたい気持ちでいっぱいになるような、そんな1日でした。
音楽にのって演奏をするのはとても楽しいことですが、必要以上の余分な力が入ってしまうと、リズムが崩れてしまったり、横に流れるメロディが縦に揺れて聴こえてしまうといったような、意図していなかった音になってしまうというリスクもあります。縦に刻みたい場面なのか横に流れていきたい場面なのかを見極めて演奏されると、そこにメリハリも生まれ、更に良くなると思いました。
音楽に真っ直ぐな気持ちを持っている皆さんですので、是非これからも色々な勉強をしつつ、末永く音楽を楽しんでいってもらえたら嬉しいです。
<ソロ演奏部門結果>